ウソくさい人に限らず、誰も皆同じです。
ウソくさい人は自分が与える愛情以上に欲します。
ウソくさい人に愛情がないわけでもありません。
愛情とは無条件のことをいいます。
例えば、知らない人がこけそうなところを見て「危ない」と思わず声が出た。
無意識が愛情です。
知っている人だから、友人だからではありません。
条件ではないのです。
無意識です。
ウソくさい人も愛情がないわけでもないのです。
ですが、ウソくさい人の愛情は条件付きの時があります。
自分を認めてほしい、という自分中心の時です。
自分を差し出しても気に入られようとするのは、そこまでして気に入られたい相手ではないからです。
嫌いな相手です。
ウソくさい人に不足しているのは、愛情です。
自分自身に対する愛情。
自分を守るのではなく、自分を認める愛情です。
自分が認めていない自分を、他人に認めてほしい。
自分の何を認めてほしいのでしょうか？
存在理由
存在するのに理由はありません。
すべてのものには理由がある。理由を後から考えたのではないでしょうか？
机の上に消しゴムがある、なぜ存在しているのだろう？と考えますか？
理由がないと存在してはいけないのでしょうか？
愛情に条件はありません。
自分が愛情を受け取る価値がないと思うなら、なぜ愛情を求めるのでしょう？
愛情を受け取るのに、価値が必要でしょうか？
コップがあります。
愛情という水を注いで、コップから溢れた水が、人に与えられる愛情です。
自分を愛情で満たさないと不満になります。
愛情が減るのでは？と不安になります。
いつもコップから溢れていたら、減るのでは？と不安にならないでしょう？
その愛情は人かもらえるものと、自分から与えるものがあります。
自分からもらいに行ったらいいのです。
人に頼る、困っていなくても人に協力してもらう。
小さな頼みごとを多くの人にしたら、多くの愛情になります。
小さな頼み事だったら引き受けているでしょう？
減るどころか、どんどん増えます。
不安より、愛情で満たされます。
だから、人に愛情を無意識で与えています。
ウソくさい人は、自分が与える愛情が少ないのです。
他人に与える愛情も無意識で少ないです。
それは、会話でわかります。
ありがとう
この言葉がウソくさい人にはありません。
何かをしてもらって言う言葉だけではありません。
自分に対して、です。
自分に対してもないので、他人に対しても少ないです。
小さなことに気付く人は、いつも「ありがとう」と言っています。
心からのありがとうです。
愛情がある人に人は安心感を抱きます。
ウソくさい人が与えるのは、不安です。
安心感を与えるには、自分が安心していないとできません。
それには、自分を愛情で満たすことです。
次回は依存についてお伝えします。
御覧くださってありがとうございます。